□little cheese
−黒と金の開かない鍵。



窓ガラスで形を歪めた私の胸が冷たい。
相反するように、下肢は熱くて、いやらしい液が足を伝って床へと落ちていく。

【千紘】
「君は、もっと濡れたほうがいい」

【奏】
「あっ……ぅ……」

突き入れた欲望を揺らしながら、先生が私の腿を撫でる。
その指が、敏感な突起を剥くように押し、せわしなくノックした。

【奏】
「ぁっ……あ……っ!」

痺れが収束する。
ひくひくと、体が痙攣し、甘い蜜がまた溢れ始めるのがわかった。

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